【わかりやすく】リンパ系とは?簡単に解説!!

社会福祉士・合格講義編

☆この用語のポイント

いっちー教授
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リンパ系とは、「リンパ管」、「リンパ節」、「リンパ組織」の総称を指します。
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☆リンパ系を簡単に解説

リンパ系とは、リンパ管リンパ節リンパ組織の3つから構成されています。

毛細血管間で回収できなかった血液の液体成分(間質液、タンパク質)をリンパ液といい、そのリンパ液を回収してくれるのが「リンパ管」です。またリンパ管は、動脈と静脈に沿って走行しており、体の中心に向かいます。
さらに、リンパ管にはリンパ液の逆流を防止する弁があり、リンパ節には免疫細胞が集合しています。そして、リンパ節には、リンパ液を濾過して不要なものを除去してくれる役割があります。

 

☆リンパ系のはたらきを簡単に解説

体内に侵入してきた細菌は、リンパ系を流れる間に「リンパ節」でとらえられます。したがって、ここに細菌が感染して、炎症をおこし、リンパ節が腫れることがあります。その状況のことを、よく「リンパが腫れている」と言ったりします。

リンパ節は、全身に感染が広がらないように、細菌をくい止めているのです。

いっちー教授
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余談ですが、「全身に細菌が感染し、全身的な反応、臓器障害などを引き起こしている状態」を敗血症といいます。

 

☆リンパ系をもう少しわかりやすく解説

ざっくり言ってしまうと、リンパ系とは、細菌を全身に感染させない役割を担った器官と考えることができます。
また、リンパ系とは「リンパ管」「リンパ節」「リンパ組織」の総称を指しているということを押さえておきましょう!

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☆リンパ系を一言でまとめると

今回学習したリンパ系を一言でまとめると、次のようになります。

リンパ系とは
「リンパ管」、「リンパ節」、「リンパ組織」の総称を指します。
リンパ系のはたらきとは
全身に細菌などの感染が広がらないように、細菌を食い止めてくれるはたらきがあります。

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